
大きく生まれ変わった傾斜の庭。
工事前は活動できるスペースが限られており、傾斜は芝生で覆われていました。
リビングからはタイルデッキ。階段を降りるとデッキテラス。
デッキテラスはL字でベンチを設置。
タイルデッキから見下ろした様子。黒い建物は傾斜の中腹部にある離れです。
以前は芝のメンテナンスも大変なお庭でした。
タイルデッキの様子です。広々とした空間に、天井材つきのテラス屋根を付けました。
テラス屋根はタカショーのホームヤードルーフシステムです。
イペ材のデッキテラスとベンチ。大きな空を見上げながらアウトドアライフを楽しめます。
節のない美しく高級感のある質感。ウッドデッキの王様ともよばれるイペ材を使用しています。
リズム感のあるデッキの階段を降りて離れまで安全に移動できます。
デッキテラスからの景観です。既存で植わっていた立派なシマトネリコなどの高木はテラスの中間に移植しました。
離れからの景観です。広々としたデッキテラスがラグジュアリーホテルを彷彿とさせます。
傾斜の下から見上げた様子。メンテフリーのチャート石で今度の管理を楽に。
傾斜の下から見た工事前の様子。
名古屋市の閑静な住宅街に佇む 個人邸のガーデンリフォーム工事です。
現状のお庭のほとんどが傾斜で芝が貼られており、『全面に貼られた芝の管理がとても大変でなんとかしたい』『庭の中間部にある離れまでアクセスしやすくしたい』とご相談くださいました。庭全体を個人で管理するのはかなり大変な広さでしたので、下記のようなご提案をしました。
・リビングから続くスペースはフロアレベルに近づけて外とのアクセスを気軽にできるように
・ 離れまでのルートをフリースペースとしてデッキテラスに
・ 傾斜のふもとは景観部分として防草対策を施す
メンテナンスをする部分を限定させることで、広い庭でも長期的に美しいお庭を維持ができるように計画をさせていただきました。リビング前にかかる建物の庇を延長させるように配置したテラス屋根は、 夏の暑い日差しから室内の温度上昇を抑え、屋外での活動も天気を気にせずできるようにしています。
屋根材で覆われた空間が暗くなりすぎないように、広めのタイルテラスはホワイトで構成しました。階段を降りるとベンチに囲まれたデッキテラス。高台の景観の良さを存分に楽しむことができ、大きな空を体いっぱいに感じられる気持ちのよいスペースです。
離れの正面にも広めにデッキゾーンをつくりました。 デッキに使用したのは、「ウッドデッキの王様」との名前を持つイペ材。国内外のラグジュアリーホテルでも多数採用されるハードウッドです。以前のお庭が思い出せない程見違えたシンプルで上質なラグジュアリーガーデン。
完成から2ヶ月後の夏、ほとんど雑草は気になりませんでした。管理をするスペースを限定し、定期的なお掃除で維持できるガーデン。窓やテラスからの景観はもちろん、季節ごとのアウトドアライフを楽しんでいただきたいです。
関連BLOG : 『名古屋市の傾斜地につくるラグジュアリーなデッキテラスのある庭』が完成